〜vol.1 その半生〜



 ニュータイプ誌では「部屋に閉じこもりがちなアニメオタクに対するメッセージ
として云々」みたいな、偉そうな事を言っていたので彼の今迄を振り返った後、
現時点での彼のコメントや思想ついて勝手な評価をしてみたいと思う(笑)。

 学業には目もくれずオタク活動一本な生活の為に、大阪芸大を放校処分になる所
から庵野秀明のオタク人生業界編は始まる。この時一緒に放校処分になった仲間には
現在ガイナックスの重臣を務める人間も何人か居た。大阪SF大会にて岡田斗司夫
と出会い(この辺の詳しい話は後述)、その後は岡田におんぶに抱っこな生活で
ゼネラルプロダクツについたり離れたり、マクロス後期の原画マンなどをしていた。
その後、彼のテンションの高い作画が買われたのか、いきなり宮崎駿の劇場版アニメ
「風の谷のナウシカ」の仕事がまわって来る。巨神兵が火を吹くシーンである。
インタビューによればこの時に彼は、宮崎駿及びスタジオジブリやアニメ業界の現状
について色々と思う所があったらしいが、それらは全て後付けだ(笑)。ただ言える
事は「ナウシカ」以降は彼は宮崎駿には相手にしてもらえず、以後ガイナックスに
就職するまでは不遇のままである。要するに本人曰「成果の割には不当な扱いを
受けた」事を根に持っているのである(笑)。
 ガイナックス入社後、まず「オネアミスの翼」にてスペシャル・エフェクト・
アーチストなどというふざけた役職でアニメーターで参加。この劇場版アニメは
一部の人間にオオッと言わせるのみで終わる。数年後「ふしぎの海のナディア」
というアニメがNHKから発表される。庵野は設定であったが、周囲の人間を指導
するべき立場であるにも関らず、原画どころか動画にまで口をはさんで現場の人間を
困らせただけでなく、「ヘタクソな奴め!俺が描く!」を口癖にして顰蹙を買いま
くっていた。このアニメも一部の人間に受けただけで終了。また、劇場版については
大失敗。これはTV版制作者と劇場版制作者サイドの違いが絡んでいたのだが、今だ
にそれを認めず、映画関係者の内容改竄には言いなり状態。
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今後も充実した内容のページにしていくつもりでありますので、皆様の情報をお待ちしています。

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